2016年1月11日月曜日

筋肉量と生存率(物理)

 生理でも病理でも無く、物理的な意味での筋肉量と生存率(生存性)を考えてみた。

 というのも、世の中の男子の体格がどんどん貧弱というか、細身になっているような気がする。もはや「襲われたら抵抗できないのでは?」という心配なレベルの人も街中でよく見かける。
 また、太っているにしても太り過ぎとか、自分の体重支えてるのがやっとという人も逆に危うい。いざという時は、本当に突然やってくるもので、それが来ることを知っていても直ぐには筋肉量なんぞ増やせるものでもなく、筋肉が多いからと言っても力は有っても戦闘経験が無ければ勝てるとも言えない。

 歩くのが速い人は長生きする。握力の強い人は長生きする。太っているよりも痩せている人の方が長生きする。高血圧は早死する。塩分を多く摂取すると早死する。魚より肉を食べる人は早死する。運動すれば長生きする。酸素を摂れば摂るほど細胞が傷ついて早死する・・・などなど・・・生理や病理ではそんなデータが在るとか無いとか。

 でも、健康にだけ気遣っていても、いざという時、簡単に暴力に対抗できなくて殺されてしまっては、いくら健康でもしょうが無い。いくら頭が良くてもいきなり刃物を突きつけられ、金目のものを奪われた挙句に殺されるのでは意味が無い。
 いくら体を鍛えていても、理科・化学・物理が苦手で、この世の常識である物理現象を知らずに死ぬことだってあるだろう。本当につまらないことで。

 で、物理的な外界からのダメージおよび運動エネルギーに対して対抗したり、逃げたり、脱出するための筋肉。骨格。運動神経。体術がどれほど重要かを考えたことがあるか。それとも関係ないと思ってるか。まさか自分はそんな目に合うはずもないとか思っていないか?。

 例えばこうだ・・・

1.移民受け入れだの、難民受け入れだの、最近は外国人による物騒な事件が多い。
2.天災や災害。事故でもいい。自分に物理的な力が無かったために自分や家族を守れるか。
3.キャンプやBBQ。主に野外だ。何があるか分からない。大型の動物や毒蛇。毒虫だって居るぞ。
4.登山?あれは危ないんだよね。素人には。遭難?。まぁ、体力や筋肉が無いと生存性は低いな。
5.交通事故。避けられれば吉。でも、巻き込まれたら?。自分が乗ってる車が事故ったら?。

 筋肉は全てではない。しかし、無いより有ったほうがいい。お勉強は出来たほうが良い。でも、生きていく上で重要なものではない。良い生活をするために良い会社に入って偉くなるには必要だろう。でも、貧弱だと通り魔に刺されて終わりかも知れない。強盗だって最近は動機が単純だし、死にたいから死刑になるために見ず知らずの人を刺す気狂いだって少なくない。もはや運だ。でも、運で終わらせるのが嫌なら防ぎ、立ち向かい、防衛し、打破するための筋肉は必要だし、生きていく上で身の回りで起こる物理現象、化学変化、基本的な理科の知識は必要だ。

 これ以上は何千字にもなってしまうから書かないけど、本当に今の自分がいざという時に生存できるか考えたら、死ぬ方か、生き残れる方か一度寝る前に考えてみると良い。

 生身の人間がクマに襲われて死なない確率なんてそんなに高くはない。でも、相手は本能で判断する。 勝ち目はなくとも戦わずに済む方法もある。そのそも遭遇しない方法もある。 この私が山に何百回行ってもクマに襲われていないこともそうだし、そもそも山で迂闊な行動をしていない。

 私の体格がそもそもこんななので、好んで喧嘩を売ってくる人間も居ない。そもそも売ったとしても危険が伴う。つまり抑止力にもなっている。犯人の心境からしたら、「誰でも良かった」とか意味不明なことを言いながら、自分よりも弱い人間を選んでるのがその証拠。自分にリスクがある以上、人間だって動物だって考えもなしにいきなり襲ってくる事はない。虫なら別だけどね。

 そんな訳で、筋肉量と生存率(物理)というものを論文で書いてみる奇特な大学生は居ないか?(笑)

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