2016年1月1日金曜日

趣味とは何か

Ja-Wikipediaより
 人間が自由時間(生理的必要時間と労働時間を除いた時間、余暇)に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。
 道楽。物の持つ味わい・おもむき(情趣)を指し、それを観賞しうる能力(美しいものや面白いものについての好みや嗜好)のこと(英: taste)。調度品など品物を選定する場合の美意識や審美眼などに対して「趣味がよい/わるい」などと評価する時の趣味はこちらの意味である。

 これだと、余暇に常習的に行なうことは全て趣味として解釈して良いとなるが、世間的には「趣味は何ですか?」と聞かれた場合に応える返答として、「恥ずかしい物は趣味として言わない」のが普通。また、「それは趣味ではない」と思われるものもあるだろう。

 聞き手によっては、それは日常誰でも行なっていることで趣味には入らないとも解釈できる。例えばTVとかは大多数の人間が観ているものであり、これをわざわざ趣味と言う程のものと言えるのか?という部類に入る。

 また、行動を伴うもの。生産性を伴うもの。消費のみで何も生み出さないもの。ただの受け身のみで何かを活動しているとか言えないもの。何もしない。何も考えない。寝るだけなど様々だ。

 もう一つ。Wikipediaには労働時間と書かれているが、学生の場合は学校や家での勉強以外の時間と解釈した場合、幼児や定年退職者を除き、登校拒否や非就労者の場合はそれらの時間が無いことから、生理的必要時間意外が日常的に自由に使用できる時間であることから、それは趣味ではなくただの時間つぶしと解釈するのか?ということも言える。あと、入院中の人もね。
 同時に、趣味で収入を得ている場合は、それは生計を立てるための手段となり、趣味ではなく仕事に分類されてしまうわけだが、趣味と仕事が同じ人にとっては、それはどう表せば良いのだろう。
 私の場合、趣味で得た多くの知識を仕事に転用している場合、仕事中に遊んでるような状況になってしまう。これも趣味と仕事の境界が曖昧になる事例。
 例えばケーキ職人が仕事意外の時間に新作のケーキを研究する場合、実益が伴うのは商品が売れてからであるが、実益が伴っていないから趣味かと言われれば、それは仕事だろうと判断するのが普通。
 つまり趣味と仕事の境界も、有職と無職の余暇の時間が異なるので、老人の余暇の使い方を趣味か暇つぶしかどちらだ?と言われれば、専門家はどう答えるのだろうということ。

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