プロトコル、または、プロトコールとは、複数の者が対象となる事項を確実に実行するための手順等について定めたもの。日本語では「規定」「議定書」「儀典」などと意訳される。(Wikipediaより)
私がスズメやカラス、その他諸々の動物とコミュニケーションを行なう場合、野生動物同士ののプロトコルを使用する。 このプロトコルは非常に単純で、異なる 種族。異なる言語でも通用する。 人間は言語や感情表現が発達しているので、当然ながら、より多くの情報を相手に伝えることが出来る。
でも、動物同士の意思伝達方法は単純である。種族が異なっても相手が明確に分かるものは「威嚇」であるが、人間は観察する事で個々の感情を読み取って理解し、もっと複雑な意思を読み取る事もできる。 そう、もっと木目細かい感情の読み取りも可能なのだ。
人間同士が意思の伝達を行う場合、手っ取り早いのは言語であるが、自分が理解できない他国の人間との意思の疎通に措いても動物界の共通プロトコルに似た様なものが使用される。
相手と自分が会話で意思の疎通ができない場合、人間同士なら具体的な単語とそれに対する欲求を身振り手振り(ジェスチャー)で行なう。オラが外人によく道を訪ねられるのは、たぶん相手の動物的な感も多少はあるのだろう。
あからさまに避けたりしないし、目が合えば「興味がある/関心がある」という意味で目を見開く。「え?何ですか?私に何か?」みたいに。 大抵相手から「ちょっといいですか?」みたいな感じで寄ってくる。
周りの動物たちもそうだ。大抵は「ああ、スズメが居るな」とか、「あ、カラスだ」という単純に「居る」という認識をするだけだが、私は「やぁ、お元気?何をしているんですか?」という感じ。
単純なスズメ語を話せる私はいくつかのパターンで相手に呼びかける。 最初は近くに仲間が居ると勘違いして彼方此方を見渡すのだが、人間同様に「興味津々な奴」と「関わりたくない奴」が居て前者は距離を詰める。後者は逃げるという感じだ。
逆の立場としよう。スズメが人間の言葉で「あのーすみません・・・」と喋って来たらどうする?。メンタルの弱い人間は「ぎゃー!」とか言って逃げるか、「怖がって距離を置く」だろう。そうじゃなくても多分、「驚く」という表現を相手に示すだろう。スズメくらいならまだ襲われてもこそばゆいだけかも知れないが、相手がカラスや犬猫だったら?。
だけど、私は普通に「はい?何ですか?」という感じ。相手が何者であれ、意思の疎通を図ろうとする相手には基本的に通信ポートは開放している。
それに最初に書いたとおり、共通プロトコルをある程度持っているので、相手の感情を様子から読み取る事ができ、いきなり「襲う気満々」を含めて対処のしようがある。
動物の世界は特に「ハッタリ」が日常茶飯事であるから、隣のお国のように動物的に威嚇するのもアリだし、逆に興味がないという意思を示すのもアリだ。相手が動物でもそれくらいは分かる。というか、単純な意思表現であるからこそ相手に通じるとも言える。 特に「貴方には興味がない」という表現は使えるようにしておくべき。下手に大声を上げれば襲われる危険があるのに、お構い無しに悲鳴を上げる事は相手の攻撃スイッチがONになる危険が高い。
話を戻そう。
つまり、スズメやカラス相手にコミュニケーションの機会を与えている私にとって、彼らから話しかけられるということは日常的であり、相手も人間の取る行動を知る機会でもある。 それが相互に行なわれていることが当たり前になっていると、相手の感情が脳内で自動的に翻訳されて言葉として理解できる。
私は近くで鳥が囀っていると、それを真似て練習する。人間にはとても発声できない言語の場合は無理だが、そこはスズメやカラスに置き換えて発声しても構わない。 彼ら鳥類は互いに互いの言葉を理解して、相手の言葉から離れた場所で起きていることを理解できるからだ。
周りで鳥が好き勝手騒いでいても、急にシーンとなって、緊張状態になり、いきなり飛んで逃げるという状況に遭遇したことはないか?。アレがそうだ。遠くで誰かが発した警戒音を聞き取って危険の情報共有をしている。これが鳥同士の共通プロトコル。ちなみに空を飛べない捕食される側の小動物もこれを利用しているかもしれない。
普段は命の危険に晒されることのない私でも理解しているくらいだから、他の動物がそれを理解していない筈がない。だって、自分の命の危険に対して敏感である彼らにとってもその情報hじゃ有用なものだからだ。
「鳥と話が出来る⇒そんなの有り得ない」ということを言われるが、いやいや貴方が忘れてしまっただけで、 人間だって元々知っていた筈ですよ。単に貴方が必要としないから失われた能力です。もっと周りの声に耳を傾けよう。
世界は色んな言葉で溢れている。
あ、外でスズメが呼んでいる・・・メシをあげなきゃ。
今まで無意識でやってきたけど、よく考えたらヤツら、周りにネコとかハトが居る場合、明らかに「アッチに投げろ」と明確に投げる場所を指定しやがってるなぁw。
返信削除それに応えて指でピン!とピンポイントに弾着させるのだが、完全にタイミングも合ってる。中には上手く意思の疎通ができない初心者なんかも見受けられるが、やはり慣れている連中は指示も的確。的を外さずほぼ狙った位置に正確に落とす自分の腕も信用している。
繰り返し何年もやってれば、スズメとも息の合ったプレイができる。物覚えの早いカラスなんかはもっとダイレクトに要求してくるし、ヤツらは完全に自分の目を見て「自分の番だ!」とか予測しちゃってるから尚の事おもしろいw。
目が合うと背筋が伸びてキャッチの態勢に入るときの仕草なんてすごく笑える。