2014年6月8日日曜日

無人島に1年住むなら何を持っていく?

住む無人島の規模にも寄るが人間が生きていく上で必要なものを優先順位の高いものからチョイスしてみる。

1.水またはペットボトル

 これは短時間ですぐに必要となるもの。食料なんて2~3日以内に確保できればどうという事はない。島に湧き水が沸いているのならペットボトル数本を用意しておいて、非常用に1本は開封しないで取って置く。清潔な水(無菌状態の水)ってのは非常時に重要だからね。

2. 炭水化物+保存用チャック付きビニール袋

 摂らないと脳が働かないので最低でも氷砂糖は必要。米は便利だが重い。密封が出来ないとカビが生える。自分の好きなものを持っていけば良い。前の日記のシリアルでも良い。これはそのままでも食えるし、鍋に入れて粥の状態にしても良い。単純に短時間で調理できて煮るついでに戻せるものならマカロニやパスタも良いだろう。4kgで1000円程度だ。1日に一握りくらいあればギリギリ食いつなげるだろうし、無くなる頃には食料自給率も上がってるはず。何年も暮らすともなればジャガイモは欲しい。これなら種芋を残せば食いつなげるし保存性は高い。ただ、暑いとすぐに芽が出るし保存は冬の間だけだから予備として考えなくてはならない。

3.胃腸薬

 正露丸が最も便利かも知れない。食中り、水中りの両方に使える。


4.ナイフ+虫眼鏡

 アーミーナイフなどのナイフ類。家を作るのにも道具を作るにも、料理にも必要となる。使用頻度も推そらく一番高くなる。
 虫眼鏡は火を起こすのに便利だ。太陽光さえあれば簡単に火が起こせる。ライター1個を大事に使えば1年くらいは使えなくも無いけどね。

5.風邪薬・ビタミン剤

 パブロンなどの市販薬で良い。オラみたいに普通に風邪をひいても短時間で回復できる。これは無くても構わないが、風邪をこじらせるよりは早めに治したほうが生存率は高くなる。


 無人島生活だそ、どうしても栄養が偏る。体調が悪くなると病気にもなりやすい。よってマルチビタミン&ミネラルが欲しい所。 食べられる野草を知っていれば必要が無いかもしれない。 とにかくビタミン類は不足がちになると思うので、健康を保つためには定期的に摂取する。

6.寝袋またはブルーシート+ビニール紐

 寝床は雨風を凌げるところを用意できればそれで構わないが、寝ているときに体温を奪われるので寝袋くらいは欲しい。
 天気の良い日に草を刈って日干ししておけば寝床を確保できるので要らないと言えば要らない。
 当面はブルーシートとビニール紐で適当な木をで組んだやぐらにブルーシートを覆えば雨も凌げる。ビニール紐は洗濯物を乾かすのに便利だし、道具を作るにもあったら便利。
 ブルーシートは上手く利用すれば雨水も集められる。雨水は基本的に真水だから降り始めでブルーシートの汚れを洗い流しておけば綺麗な水を確保できる。

7.ゲルマラジオ+ループアンテナ(パッシブ)

  電池の要らないラジオと、電池を使わない電波増幅装置の組み合わせ。材料費は1000円程度から。3000円も用意すればトランスで増幅してスピーカーも鳴らせるものが作れる。ヒマなら実体配線図付きでそのうち作り方でも紹介しよう。
 ロングワーヤーアンテナとしっかりとしたアースでもそこそこイケるのだが、手元で向きを変えられるパッシブ式ループアンテナの方が都合が良いかもしれない。
 ラジオは必要か?って思うけど、外の情報を知りうる有効な情報源。電池が不要なら電池の心配はしなくて良い。それに気も紛れるし寂しさも薄れるだろう? でも、これは別に寂しくは無いというなら必要無い。

8. 釣りの道具

 竿はその辺の棒で十分。3号のテグスと赤虫針、ガン玉くらいは欲しい。魚を釣れれば食事もバリエーションが増すだろう。無人島生活では生活の中で食事が一番大事となる。調味料は不用。無人島だから周りは海。海水で全て調理すれば良い。釣りの道具もナイフと自然の中にある道具で作れなくも無い。釣るだけが漁法じゃないからね。ゴミも漂着するだろうから上手く利用しよう。まぁ、タコやアナゴくらいはゴミで捕まえられるはずだ。よって重要度は低い。

9.ハブラシ

 虫歯の経験がある人は特に注意。こまめに歯を磨こう。歯磨き粉は不用。海水を口に含んで磨けばよい。塩分で歯茎も引き締まる。歯ブラシは4本くらいあれば良いかと思う。ツマヨウジは小枝をナイフで削って作ればよい。
 また、ナイフで枝を切って先端を細かく裂いたり叩いて潰せばハブラシ代わりになる。 よって重要度は低い。

10.石鹸

 レモン石鹸みたいなものでも3個あれば良いだろう。皮脂汚れをたまにはサッパリ洗い流したいだろうし。服もただ洗うよりも臭いや汚れも落ちる。だけど、焚き火の燃えた後に残る灰でも代用できるから重要度が低い。

 これらをリュック1つと、手に持てる程度とすれば合計20kg以内として米などの炭水化物または氷砂糖は10kg以内。水は2Lのペットボトルで3本程度といったところ。30kgだと移動している間に体力を消費してしまうから20kgが上限。

 服は最初に下着。Tシャツと短パン。夏以外はツナギ1着か、トレーナーにジーパンで良いのではないか。靴はサンダルじゃキツイのでサンダルは荷物として所持。普段は運動靴で充分だと思う。 人間は衣食住が必要という不憫な生物だけど、最悪、食住さえあれば衣なんて二の次で良い。

 持てる余裕があれば調味料は軽いから一味や胡椒なんかもあれば嬉しいかな。同様に万能ネギ、野菜やハーブの種でも持って行ければ楽しみも 増えるかも。

0 件のコメント:

コメントを投稿

軽SUVやSUV風軽が持て囃される傾向にあるが、目的を見失わないように。

 「軽スーパーハイトワゴン」が次々SUV化! 三菱新型「デリカミニ」早くもヒット!? アウトドアなスライドドア軽がウケる訳 何というか、べた褒め記事ってメーカーから金を貰っているのか、それとも流行りに乗っかって検索やアクセス数を稼ごうとしているのか分からないけど、真意を見失うと誤...